健康は命より重い

inokinnの日記です。

2022年を振り返る

こんにちは、inokinnです。
早いもので、もう2022年も残りわずかとなりました。
ジャネの法則でも言われるように、歳を重ねるごとに月日の経過が速く感じられるので、今年1年間を振り返ってみることで、それに抗う努力をしてみようと思います。

個人的2022年のハイライト

2022年は自分の環境が劇的に変化した1年間でした。まずは2022年にあった大きな出来事を列挙してみます。

  • 転職した (1〜4月)
  • WWDC 2022にオンライン参加 (6月)
  • ファイアーエムブレム無双 風花雪月を100時間以上遊んだ (6月)
  • iOSDC Japan 2022に参加・初登壇 (9月)
  • 新築戸建てを購入した (10月)
  • 担当した大型案件がリリースした (11月)
  • 健康になった

2022年は個人的に本当に色々あった年でした。
いくつかを以下に説明していきます。

転職した

今年の3月31日を以て、2009年4月1日に新卒として入社した株式会社ドワンゴを退職しました。

転職活動を開始したのが1月の中旬で、現職から内定を貰ったのが1月27日頃でした。転職活動をやっていた期間は2週間ちょっとくらいだったと思います。内定をもらえたその日の夕方にちょうど当時の直属上司との1on1面談の予定が入っていたので、そこで退職の意思を伝えることにしました。ドワンゴへの在籍時は良いことも良くないことも沢山ありましたが、13年間も勤めただけあって会社にも自社サービスにも一緒に仕事した人々にも思い入れは強く、内定から上司との面談までの3時間くらいの間に情緒がバグってトイレで何度も嘔吐しました。

そんな感じで迎えた面談ですが、辞意を伝えた際の上司からの最初の返事は「おっと、事情によっては私はinokinnさんのことを説得して引き留めますよ」でした。あまりにも優しいレスポンスじゃない?
退職理由がポジティブなものであることと、既に内定を貰っていることを伝えると、上司からも喜んで応援してもらえました。私もこういう人でありたい。

最終出社日の退勤後に撮ったオフィスビルと空の写真。ありがちですが、これ撮ってる瞬間の本人はとてつもなくエモい気持ちになってるんですよ

ドワンゴの同期や新卒として入社してくる後輩たちは優秀な人ばかりで、周りとの知識や能力の差に思い悩むことは多かったですが、そんな私にもアプリ開発チームのリーダーやいくつもの新規アプリの開発、中途採用・新卒採用担当など色々なことにチャレンジさせてもらえたことにとても感謝しています。実は休職したことがあったり、途中でWebディレクターにキャリアをサイドステップしたりと本当に色々あったのですが、ドワンゴでの13年間は私にとって青春でした。またドワンゴの皆とどこかで会えることを期待しつつ、界隈でがんばります。

4月1日からは、株式会社ZOZOでiOSエンジニアとして働いています。今のところ、超元気に楽しくやってます。
会社の空気はドワンゴとは全然違いますが、考えてみればドワンゴほど狂った社風 (褒め言葉) の会社もそうそう無いと思うので、ドワンゴ以外の社会経験が無かった私にとっては何もかもが新鮮でした。

余談ですが、入社当日にZOZOの社内Slackでドワンゴ時代に仲の良かった同僚 (私の数ヶ月前にZOZOに転職していた) や、ドワンゴ時代に名前は知っていたけど関わったことの無かった別部署の方 (私の1年ほど前にZOZOに転職していた) とも挨拶することができ、嬉しかったのと同時に狭い業界だな〜〜〜と思いました。

WWDC 2022にオンライン参加した

例年6月に行われているAppleの開発者向けカンファレンスであるWWDC。今年はApple Park現地とオンラインのハイブリッド開催でした。抽選に当選すれば現地に行けたのですが、私は残念ながら当選せず。ちなみに社内からは3名が当選し、カリフォルニアのApple Park現地に行っています。うらやましいね。

WWDC 2022ではオンラインラウンジでいくつかの催しをやっていて、私はその中の一つである、ピクセルアートを書いてAppleのデザイナーに評価してもらえる企画に参加しました。Appleの公式サイトにも取り上げられたので、よかったら見てください。ZOZOTOWNのアイコンを描いたのが私です (ドヤァ
developer.apple.com

このイベントの参加レポートは、ZOZOのTech Blogとして執筆させていただきました。リンクを張っておくので、こちらも見ていただけると幸いです。
techblog.zozo.com

iOSDC Japan 2022に登壇した

例年、聞く専として参加していたiOSDC Japanに、今年はブーススタッフおよびスピーカーとして参加しました。
この辺りの話は以前ブログに書いたので、こちらを見ていただけると幸いです。
inokinn.hatenablog.com

新築戸建てを購入した

10月に千葉県某所に新築の戸建てを購入し、引っ越しました。
土地面積は120㎡ほど (床面積は104㎡) で、間取りは4LDKです。
1Fにはリビングと仕事部屋、2Fには寝室とPCルームと空き部屋があるという状態です。
部屋の写真を載せようかと思いましたが、人に見せるには多少の掃除が必要であると判断したので一旦割愛します (あとで更新して載せるかも。)

「なんで仕事部屋とPCルーム分かれてんの?」と思われる方もいると思いますが、2FのPC部屋はゲームや趣味のプログラミングをしたり、妻が絵や3DCGを描いたりするための部屋 (私はアトリエと呼んでいる) である一方で、1Fの仕事部屋は完全に業務をするためだけの部屋という責務の分離をしています。これにより、業務時間の集中力は格段に上がりました。

また、引っ越して以降、家具も多くを新調したり新しいものを導入しました。
特に良かったのが、先日のブラックフライデーで購入したSwitchBotのスマートロックです。
www.amazon.co.jp
パスコード or 指紋認証で解錠できるので鍵を持ち歩く必要が無くなり、自動施錠なので戸締まり忘れの不安も無くなりました。
自動施錠時にスマホにプッシュ通知が来るように設定してあるので、ちょっと出かけていても妻の帰宅を検知することも出来ます。私は基本的に家にいるのであまり意味は無いけれど。

おうち最高なので、ぜひ遊びに来てください。

おわりに

毎年のように「今年はあっという間に終わった」と感じていましたが、今年ばかりはライフイベントが多く濃密な1年間だったと感じました。
現在35歳ですが、2022年はもっとも人生の節目となった年と言っても過言ではないと思います。
2023年も健康に気を付けながら楽しくやっていこうと思います。とりあえず新婚旅行のプランを作るかな〜。

アニメキャラみたいな髪色にした

こんにちは、inokinnです。

突然ですが、人生初のブリーチをやってみました。

こうなりました

メインの色はピンクゴールドっぽい感じにして、襟足にインナーカラーとして青を入れました。アニメキャラみたいな髪色になれて嬉しいです。もっとも、私と同じ年齢 (35歳) のアニメキャラといえば、野原ひろし、両津勘吉ランバ・ラル等になりますけどね…

急にどうした

自分は元々ずっと茶髪だったんですが、かねてより赤系の髪色をやってみたいと思っていました。そんな折、iOSDC Japan 2022に現地参加した際、結構派手な髪色だったり、メッシュやインナーカラーで複数色の髪色にしている人が沢山いたんですよね。その中でも、個人的に理想のピンクゴールド感のある髪色の方がいたので思わず「真似していいですか」と聞いて、ヘアカラーしたお店を教えてもらった次第でした。

やってみた感想

ずっとやってみたかった髪色に出来て非常に満足しています。ただ、写真を撮ってみて思ったのですが、明るくて肌の色に近い色にしてしまったので、黒髪や茶髪と違いメリハリが無くなったような気がします。次にカラーリングする際は、金髪にしてメッシュやインナーとしてピンクを入れる、といった方法でもいいかもしれません。

また、ブリーチは髪に大きな負担がかかるため、今後パーマをかけるのは難しくなるかも、と言われました。私はずっと後頭部だけパーマという髪型にしていたので、この髪型を封印されるのは若干つらいです。髪伸ばそうかな…。そして、髪はもともと結構傷んでいるのですが、今回のブリーチによって一層のダメージが予想されるので、ちゃんとヘアケア用品を調べて対策していこうと思います。

iOSDC Japan 2022に参加・初登壇しました

こんにちは、inokinnです。
9月10日 〜 9月12日に開催されたiOSDC Japan 2022に参加してきました。

iosdc.jp

私自身はiOSエンジニア歴自体はそこそこ長く、iOSDCにも2016年からほぼ毎年参加しているものの例年ずっと見るだけの参加だったのですが、今年はスポンサーブースのスタッフや登壇の機会をいただくことが出来て、最高のiOSDC体験となりました。

SPEAKER名札
SPEAKER名札

登壇をした話

今年は 20分間で振り返るIn-App Purchaseの歴史 という内容で、初めての登壇をしました。内容としては、Appleの課金プラットフォームについて、昔の辛かった話と近年に追加された素敵な機能について紹介する、昔語りみたいなトークにしました。プロポーザル採択の連絡をいただけた瞬間は今年で2番目に嬉しかったです (1番目は現職の内定の連絡をもらった瞬間)。

もともと外部向けの登壇の経験がかなり少なかったのもあり、正直めちゃめちゃ緊張しましたが、喋り始めると、会場で聴いてくださっている方々の反応が見えて、だいぶ落ち着いて話すことが出来ました。オンラインで登壇するよりも人の反応がわかりやすいのが有り難いです。Track Aという大きな会場で、結構多くの方が聴きに来てくださって嬉しかったです。

緊張で頭バグってる状態でカメラ目線を求められ、咄嗟にダブルピースをしちゃった

また、ナレーションを担当されていた声優の立木文彦さんに「イノォォォキィィン」と呼んでいただけたのがめちゃめちゃ嬉しく、帰宅後は早速タイムシフト再生して何度も確認しました。今後はこの音声を目覚ましアラームに使いたいと思います。 (去年も立木さんがタイトルコールをやってらっしゃったので、今年もやってくれることを切に願っていました)

登壇後、スピーカースペースに何人かの方がトークの感想やIn-App Purchaseについての質問をしにきてくれました。私のトークの内容に共感いただけたり、その逆に話してもらえた悩みに私自身も共感できたりと、各社、課金周りの実装ではかなり近い悩みを持っていることがわかって楽しかったです。

その後も会期中の3日間に渡り、会場ではトークに関する感想や質問を何度かいただけたり、Twitterやニコ生のコメントでも反応いただけたのは嬉しかったです。私のトークや意見が参考になったと言っていただけたのは何より励みになったし、登壇やってよかったと心から思えました。

資料は以下に置いておきましたので、興味があったら見てください。
(スライドに書いてないことをトークで補完してる部分が結構あるので、ニコ生タイムシフトを観ていただけるともっと嬉しいです)


スポンサーブースをやった話

2020年と2021年はオンラインでの開催となっていたiOSDCですが、今年はオンラインに加え、3年ぶりに現地である早稲田大学で開催されました。
今年は私の所属するZOZO社もスポンサーとして協賛しており、私もブース設営、当日のブーススタッフと色々と関わらせていただきました。普段は見れないような社内のメンバーのコンテンツ作りのセンスが垣間見えたりと、非常に楽しみながら取り組めました。

観たセッションの話

本来一番語るべき部分な気がするんですが、現地で割と忙しなくしていたためリアルタイムで見れてないセッションが結構あるので、これからニコ生のタイムシフトで見ていこうと思います…

コミュニケーションの話

現地ブースでは、他社のiOSエンジニアや広報の方々と沢山交流させていただき、以下のような嬉しい体験がありました。

  • Twitterのフォロー数・フォロワー数は30人くらい増えたと思う
  • Twitterで相互フォローしてるけど一度も話したことなかった方ともお話しできた
  • 出身大学のサークルの現役学生が声を掛けてくれた
  • 大学時代にサークルも同じだった仲の良い後輩と職場の同僚がiOSDC現地会場で会話している、という不思議体験もできた
  • 何より、トークの感想やそれにまつわる質問を数件いただけたのが本当に嬉しかった

After iOSDCもあるよ

9月14 (水) 19:00 〜 (これを執筆した今日でした…) に After iOSDC Japan 2022 という振り返りイベントでもLT登壇やらせていただきました。私はまだ入社して半年も経っていませんが、イベントに高い熱量で取り組む社内文化が非常に良いものに思えたので、LTで取組みについて紹介させていただきました。イベントページからアーカイブに辿れるので、よかったら見ていただけると幸いです。
line.connpass.com

感想

長らく見るだけの参加だったiOSDCに、今年は色々な形で関わることが出来て感慨深いです。来年も登壇できるように頑張ってCfP応募しようと思います。After iOSDCも良い感じに終わってイベント業務が一段落したので、明日は休暇を取ってiOSDCのニコ生タイムシフトを見ながらゆっくり過ごそうと思います。